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【放送】若者離れ・・・苦悩続くラジオ局 経営苦しく

2010年10月01日 08:54

放送若者離れ・・・苦悩続くラジオ局 経営苦しく [09/30]

1 :きのこ記者φ ★:2010/09/30(木) 23:09:52 ID:???
ラジオ放送局の苦境が続いている。景気低迷で広告費が減る中、音楽をダウンロードできるインターネットの
普及により若者のラジオ離れが進行し、一段の広告費減少を招いているためだ。
名古屋市では外国語放送のFM局「愛知国際放送」が9月末で放送を停止し総務省に免許を返納する見通し。
神戸市では「Kiss-FM KOBE」が経営破綻(はたん)し、10月1日に他局へ事業を譲渡する。

愛知国際放送は2005年の愛・地球博(愛知万博)をにらみ、00年に外国語主体の放送を開始。
しかし業績は振るわず、10年3月期に2億1700万円の純損失を計上。累積赤字は28億円に達した。
放送免許の返納は小規模なコミュニティーFMを除くと全国で初めて。担当者は「リーマン・ショック後、
テレビ局の広告費は回復傾向だが、ラジオは戻らなかった」と無念そうに話す。

Kiss-FM KOBEは4月に民事再生法の適用を申請し破綻。事業は兵庫エフエム放送(神戸市)に譲渡される。
兵庫エフエムは「Kiss-FM」の愛称を継続使用するが、会社としてのKiss-FMは清算される見込み。
「九州国際エフエム」(福岡市)も地元企業と事業譲渡の交渉中だ。

ラジオ放送を手掛ける全国計100の放送局でみると、00年に2071億円あった広告費は09年に1370億円に減少し、
放送局の経営は悪化した。08年度の純損益の合計はAM、FM、テレビ・AM兼営局ともそろって赤字。
テレビ兼営局はやや持ち直したが、09年度もAM、FM局は赤字だ。

音質の高い音楽や番組を瞬時に入手できるデジタル音声が普及し、音質が劣るラジオは敬遠されている。
総務省によると09年度、1週間に5分以上、ラジオを聴いた10~20代の若者は44.7%にとどまり、
10年前に比べて約20ポイントも減少。ラジオそのものの出荷台数も先細りだ。

業界も手をこまねいているわけではない。首都圏と関西の放送局はパソコンでAM、FMラジオを聴取できる
サービス「ラジコ」を試験的に実施している。
総務省の研究会は13年をめどにラジオをデジタル化。携帯端末でデータ情報を受信できる環境を整える方針を示している。
日本民間放送連盟の広瀬道貞会長(テレビ朝日顧問)は「デジタル化でラジオ局の収入が増えれば」と期待する。

だが、中継局の整備費は各局の分担になる見通しで、経営難の放送局がこの負担に耐えられるのかという問題がある。
デジタル化がラジオ局の収益増に直結するかはどうかは、まだ不透明だ。

http://opi-rina.chunichi.co.jp/topic/20100930-1.html


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